駐韓中国大使「日中韓“FTA交渉”の加速化で、アジア経済を活性化すべき」
ケイ海明 駐韓中国大使は今日(27日)、「日中韓の3か国は、FTA(自由貿易協定)交渉を速やかに推し進め、地域経済の循環が円滑になされるようにすることで、全世界の供給網と産業網を安定的に維持し、アジアと世界経済の活性化のために、共に協力すべきだ」と語った。 【写真】もっと大きな写真を見る ケイ海明 大使はこの日 韓国ソウルのシルラ(新羅)ホテルで「転換期の東アジア 平和模索」というテーマで開かれた“日中韓平和フォーラム”の祝辞を通じて、「3か国の協力は、各国の発展に助けとなるだけでなく、地域の平和と安定を維持し、世界の発展と繁栄をなすのにも大きな意味をもっている」と語った。 つづけて「今年は、中韓修交28周年となる年で、中韓両国は政治的に互いに信頼し、経済的に互いに開放し、文化的に互いを手本とするという、戦略的協力パートナーとなった」とし「新型コロナウイルス感染症発生以降、習近平 中国国家主席とムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領の間での緊密な疎通を通じて、両国は先がけて共同防疫管理協力のメカニズムを構築した」と語った。
東京・自由が丘で「韓国フェスティバル」 食材や伝統文化紹介=28日から
【ソウル聯合ニュース】日本の社団法人日韓農水産食文化協会は27日、東京・自由が丘駅のロータリー前で28日から11月3日まで「韓国フェスティバル」を開催すると伝えた。 慶尚北道と社団法人日本韓食振興協会が後援するこのイベントでは、キムチ、テンジャン(韓国味噌)、紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)、マッコリなどさまざまな韓国の食材を紹介する。 このほか、茶食(伝統菓子)、伝統婚礼化粧、ポジャギ(伝統工芸の布製品)、占いなど韓国伝統文化の体験コーナーも設ける。 日韓農水産食文化協会の会長を務める韓国料理研究家の趙善玉(チョ・ソンオク)さんは「新型コロナウイルスで韓国訪問が難しくなった日本人と在日コリアンに慶尚北道の伝統料理を紹介し、韓国料理を食べて元気を出してもらおうという応援イベント」だと説明した。
米メディア6社に情報報告要求 中国が報復
中国政府は中国国内で活動するアメリカメディア6社に対し、スタッフや財務などの情報を報告するよう要求しました。アメリカ政府が行った中国メディア6社への規制強化に対する報復措置だとしています。 中国外務省の報道官は26日、ABCテレビやニューズウィークなど中国で活動するアメリカメディア6社に対し、スタッフや財務状況、不動産に関わる情報を7日以内に報告するよう要求したことを明らかにしました。 今回の措置は、今月21日にアメリカ政府が中国メディア6社を「宣伝機関」と認定し規制を強化したことへの報復措置だとしています。 アメリカと中国は新型コロナウイルスへの対応や台湾問題などを巡り対立が激しさを増していますが、メディアを巡っても報復措置の応酬が続いています。
ガラパゴス諸島のペンギンとウ、記録的な個体数増加 調査
【10月27日 AFP】南米エクアドル沖のガラパゴス諸島(Galapagos Islands)に固有の鳥類2種、ガラパゴスペンギンと飛べないウの個体数が記録的な増加を示しているという調査結果がこのほど発表された。 ガラパゴスペンギンは世界最小のペンギンの一種で、体長は最大で35センチほど。ガラパゴスコバネウはウ科の仲間で唯一飛翔能力を失った種だが、潜水技術を発達させている。 個体数調査を実施したガラパゴス国立公園(Galapagos National Park)は、「1977年までさかのぼるこれまでのデータでは、ガラパゴスコバネウの個体数は記録的な数に達しており、またガラパゴスペンギンの個体数も2006年以降で最大となっている」と23日に発表した。 赤道直下に生息する唯一のペンギン種であるガラパゴスペンギンの個体数は、2019年の1451羽から2020年には1940羽にまで増加しており、一方のガラパゴスコバネウも、同期間に1914羽から2220羽に増加している。 調査は、ガラパゴス国立公園と国際NGOのチャールズ・ダーウィン財団(CDF)が9月に共同で実施した。
【映像】NYのアパート火事から脱出 2階から飛び降りたニャンコ
マンハッタンのハーレム地区で10月24日、2階建てのアパートで火事が発生、出火元の2階の窓からネコが地上に飛び降りて、一命を取り留めた。 この火事で、警官2人とテナント数名が負傷したが、ネコは無事だった。 警察によると、火元は家庭内暴力の疑いで逮捕状が出ていた男の部屋で、飛び降りたのはそこで飼われていたとみられるネコだという。 地上で待ち受けていた警官はネコを受けそこねたが、通行人が取り押さえて、警官に手渡した。ネコは飼い主が名乗り出るまで、施設で保護されることになった。
イラン、仏外交官を呼び抗議 イスラム教預言者への侮辱で
[ドバイ 27日 ロイター] - イラン外務省は、イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとされる問題で26日にフランスの外交官を呼んで抗議した。国営IRIB放送が27日、ソーシャルメディアを通じて伝えた。 IRIBによると、イラン外務省の当局者は仏外交官に対し、「どのような立場の人間であろうと、イスラム預言者、イスラムの純粋な価値を侮辱したり無礼をはたらくこと」をイランは強く拒否すると述べた。 マクロン大統領の発言がイスラムに批判的と受け取められていることが背景。 フランスでは今月、授業で預言者ムハンマドの風刺画を生徒に見せていたとされる歴史教師がイスラム過激派とみられる容疑者に首を切られ殺害される事件が発生、表現の自由などを求めるデモが政治家も参加して各地で行われた。マクロン大統領は追悼式で、「イスラム分離主義」がフランス国内の一部のイスラム社会を乗っ取ろうとしているとして、イスラム分離主義と戦う意向を示した。