数十人を襲った凶暴な七面鳥、ようやく捕獲に成功 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州オークランドで、何カ月も前から次々に人を襲っていた凶暴な野生の七面鳥「ジェラルド」がようやく捕獲され、住民が胸をなでおろしている。ジェラルドは無事、別の安全な場所に移された。 【画像】ジェラルドは凶暴になる前は街中でも目撃されていた ジェラルドの体重は推定約9キロ。これまでに襲われた人は推定50人を超え、ジェラルドが頻繁に出没するローズガーデン公園は5月から閉鎖されていた。 市は何度も捕獲を試みたが失敗に終わり、野生生物への緊急対応を手掛ける専門家のレベッカ・ドミトリクさんに捕獲を依頼した。 数週間にわたってジェラルドを観察していたドミトリクさんと夫のドウェイン・タイタスさんは、22日にローズガーデン公園で初の捕獲に挑戦した。
東京都で新たに158人の感染確認 新型コロナ
東京都が27日に確認した新型コロナウイルスの感染者は158人でした。重症者は26日から4人増え33人となりました。重症者の数が30人台となるのは先月25日以来です。 東京都によりますと、新規感染者は10歳未満から90代の158人でした。重症患者は前の日から4人増えて33人となりました。30人台となるのは先月25日以来です。年代別に見ると20代が41人で一番多く、続いて50代が31人、30代が24人、40代が17人となっています。重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は34人でした。都の感染者はこれで3万286人となりました。
駐韓日本大使「東アジア安保は不安定」…「日中韓、平和に貢献すべき」
冨田浩司 駐韓日本大使は今日(27日)、「東アジアは利害関係が複雑に絡まっている地域で、依然として不透明で不安定な安保環境のもとにある」として、日中韓3か国が主要国として 地域の平和と安定に積極的に貢献していかなければならないと語った。 【写真】もっと大きな写真を見る 冨田大使はこの日、韓国ソウルのシルラ(新羅)ホテルで「転換期の東アジア 平和模索」というテーマで開かれた“日中韓平和フォーラム”の祝辞を通じて、先のように語った。 冨田大使は、日中韓の3か国が東アジア地域の責任ある主要国だと強調し、昨年12月 中国で開かれた日中韓首脳会談で発表された「今後10年の3か国協力ビジョン」について言及した。 冨田大使は特に、3か国の人的交流の重要性を強調し「朝鮮半島の完全な非核化という共通目標のために、国連安保理決議にしたがって 緊密に協力していくことが重要だ」と語った。
豪GDP、第3四半期にプラス成長回復の見通し=中銀副総裁
[シドニー 27日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)のデベル副総裁は27日、同国の国内総生産(GDP)は第2・四半期まで2四半期連続でマイナス成長に陥った後、第3・四半期にプラス成長を回復した公算が大きいとの見解を示した。 ビクトリア州での厳格なロックダウン(都市封鎖)による成長の押し下げ効果は「当初恐れていたよりもやや小さかった」とし、中銀が8月に金融政策に関する四半期報告を出した時点の予想よりも押し下げ効果はやや小さかった可能性があるとした。GDP成長率をマイナスにするほどではないと述べた。 豪議会の委員会にビデオで参加した際、議員の質問に答える形で語った。 第3・四半期GDPが若干のマイナスではなくプラス成長だったというのが中銀の現時点での「最善の予測」だとした。「ビクトリア以外の国内各地の強さはビクトリアの押し下げ効果を上回った」と述べた。
WTO事務局長選で韓国の形勢不利 EUはナイジェリア候補支持
【ソウル聯合ニュース】韓国とナイジェリアの2人に絞られた世界貿易機関(WTO)事務局長選を巡り、欧州連合(EU)がナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相を支持する方針を固め、韓国候補の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長は形勢が不利になっている。だが、事務局長人事は加盟国による全会一致で決める仕組みになっており、韓国政府はWTO初の韓国人トップを輩出するための闘いはまだ終わっていないとみている。 韓国外交部によると、WTOが19日から164カ国・地域の加盟国を対象に実施している事務局長選の支持候補の調査が27日(現地時間)に終了する。 AFP通信は、EUが加盟国の意見の取りまとめを終え、27日にオコンジョイウェアラ氏支持を発表すると報じた。EU加盟国は27票を持つ。オコンジョイウェアラ氏は16日の記者会見で、79カ国・地域が自身を支持していると主張していたが、ここにEUの27カ国を加えると過半数となる。 韓国が不利な様相だが、事務局長選は加盟国の全会一致を必要とする。
韓国雇用状況、統計結果よりも悪い可能性も
韓国の賃金勤労者が関連統計作成以降、初めて減少した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が正規職と非正規職を問わず打撃を与えたためだ。正規職より非正規職のほうが減少幅が大きかった。新型コロナによって非正規職が多い対面サービス業種の被害が大きかったためだ。今回の調査には8月新型コロナ再拡大の影響は反映されていない。このため、現在の雇用状況は統計よりも悪い可能性が高い。 ◆過去初めて賃金勤労者が減った 韓国統計庁は27日に発表した「経済活動人口調査勤労形態別 付加調査結果」で、今年8月の賃金勤労者は2044万6000人で、昨年同期に比べて11万3000人減ったと明らかにした。関連統計を作成し始めた2003年以降、初めての減少だ。通常、人口が増えると賃金勤労者は継続して増える。しかし8月にはこのような傾向が適用されないほど雇用状況が悪かったということだ。 統計庁のチョン・ドンウク雇用統計課長は「賃金勤労者の規模が増えながら正規職が非正規職に比べて6対4程度の比重で多く増えるのが一般的な傾向」とし「だが、8月調査では新型コロナの影響で正規職・非正規職問わず減少した」と説明した。 昨年同期に比べて正規職(-5万8000人)と非正規職(-5万5000人)の減少の規模はほぼ同じだった。
文大統領、カナダ首相に兪明希WTO事務局長候補支持を要請
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、カナダのトルドー首相と電話会談を行い、世界貿易機関(WTO)事務局長選の最終ラウンドに残った韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長への支持を要請した。 文大統領はこの日午前10時から約25分間の電話会談で「韓国の兪明希候補こそが通商分野の専門性と現職通商閣僚のネットワーク、政治的リーダーシップを兼ね備えた候補」と述べ、WTO事務局長選のほか、コロナ対応協力、多者舞台での協力など相互関心事について意見を交換したと、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官が書面ブリーフィングで伝えた。 トルドー首相は兪候補の経験と実力を高く評価すると述べ、最終ラウンドで兪明希候補の善戦を祈った。 文大統領はトルドー首相が韓国戦争(朝鮮戦争)70周年行事に映像メッセージを送ったことに感謝の意を表明する一方、最近コロナ感染が再拡大している状況でトルドー首相が国内で強力な対応策を施行し、対外的にも国際協調を主導している点を評価しながら、カナダ内のコロナ状況の早期安定を望むと伝えた。