駐韓日本大使「東アジア安保は不安定」…「日中韓、平和に貢献すべき」

冨田浩司 駐韓日本大使は今日(27日)、「東アジアは利害関係が複雑に絡まっている地域で、依然として不透明で不安定な安保環境のもとにある」として、日中韓3か国が主要国として 地域の平和と安定に積極的に貢献していかなければならないと語った。 【写真】もっと大きな写真を見る 冨田大使はこの日、韓国ソウルのシルラ(新羅)ホテルで「転換期の東アジア 平和模索」というテーマで開かれた“日中韓平和フォーラム”の祝辞を通じて、先のように語った。 冨田大使は、日中韓の3か国が東アジア地域の責任ある主要国だと強調し、昨年12月 中国で開かれた日中韓首脳会談で発表された「今後10年の3か国協力ビジョン」について言及した。 冨田大使は特に、3か国の人的交流の重要性を強調し「朝鮮半島の完全な非核化という共通目標のために、国連安保理決議にしたがって 緊密に協力していくことが重要だ」と語った。